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2008年2月9日土曜日

そして考える

こんにちは。

ルームメイトの人はロスに一時的に旅立ちました。

なので当分サンフランシスコには自分一人がいることになります。



今回はちょっと自分の脳裏に常に忍んでいるものを少し書きたいと思います。

mixiプロフにも書いてあるのですが
私の好きなギャンブル漫画でカイジというものがあります。
この漫画の中では更に細かく ~編 ~編 といったいように分かれています。

カイジの中で「賭博黙示録カイジ」という、いわゆる第1章にあたる部分があります。
このストーリー中に利根川幸雄という男が登場するのですが
彼が放つ台詞の中にこんなフレーズがあります。


※ここから引用


何も築いてこなかったおまえらに どこまで想像が届くかわからぬが
想像してみろ いわゆるレールの上を行く男たちの人生を
おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ…!
小学中学と塾通いをし… 常に成績はクラスのトップクラス
有名中学 有名進学校と 受験戦争のコマを進め 一流大学に入る…
入って3年もすれば 今度は就職戦争… 頭を下げ
会社から会社を歩き回り 足を棒にしてやっと取る内定……
やっと入る一流企業… これが一つのゴールだが……
ホッとするのも束の間 すぐ気が付く レースがまだまだ終わってないことを…
今度は出世競争… まだまだ自制していかねばならぬ…!
ギャンブルにも 酒にも女にも溺れず 仕事を第一に考え
ゲスな上司にへつらい 取り引き先にはおべっか 遅れず サボらず ミスもせず…
毎日律儀に 定時に会社に通い 残業をし ひどいスケジュールの出張もこなし…
時期が来れば単身赴任… 夏休みは数日… そんな生活を10余年続けて
気が付けばもう若くない 30台半ば・・・40
そういう年になって やっと蓄えられる預金高が… 1千 2千万という金なんだ…
わかるか…?
2千万は大金… 大金なんだ……!
世間一般の道…… つまり命を薄めて手に入れる場合は
これだけのことをしなければならない それに比べて おまえらはなんだ…!?
必死に勉強したわけでもなく…… 懸命に働いたわけでもない……
何も築かず…… 何も耐えず…… 何も乗り越えず……
ただダラダラと過ごし…
やったことと言えば ほんの十数分の余興…
なめるなっ…!
あんなもので2千万という大金が手に入るかっ…!
おまえらのように 継続した努力ができぬ輩は 本来大金なんて夢のまた夢…
それでも手に入れたい…… どうしても手に入れたい…となったら…
これはもう… 命を張る以外ないっ…!
当然さ… おまえらは10年15年いう歳月で薄めず……
たった1日で分不相応な 大金を手に入れようというのだからな……
さあ…… 目を覚ませっ……!
渡れっ…! 渡るんだっ…!
この機会を逃したら2千万なんて もうおまえには生涯 手にできない…!



※引用ここまで



この中で特に私が注目した部分は


『何も築かず…… 何も耐えず…… 何も乗り越えず……』


おそらく、これなのでしょう。自分の今ある姿の原因。
何も築けてないし、何も乗り越えられてないから
どこかの企業の傘下に入って雇われることしか手段が無い状態に
陥ってしまうんでしょうな。

つまり社会的弱者。
国際的にも。

利潤とか利益とかよりも
まずは資本を築く。

人生の計画をもっと緻密に綿密に紙に書き上げて
普段の生活の中の行動をもっと計画的にびっちりやらなければ
自分の場合はそれでも、追いつかないところにまで来ているのかもしれません。
また、それでも足りないのかもしれません。

ただその計画が全て的があたる訳でもなく
先日のCalTrainのように1日が無駄になってしまう場合もあるかもしれませんよね。
しかしやはりそんなこと気にしてても仕方ないようです。

人は集団の中でしか生きられないし、一人じゃ何も出来ません。

自分の場合、一人で出来る最大限のことをまだやり切れていないような気がする。
だから人が来ないし、行動を共にしようと志してくれる人がいないのかもしれない。


究極の固有技術・特許を持つか
究極の資本力を持つか。
もしくはその両方。

自分の中でまだ何が足りないのか
何をまだ怠けているのか、何の努力が足りないのか
これをストイックに追及していこうと思っています。

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